カッサータは、イタリアのシチリア島発祥の伝統的なアイスケーキ。
正式名称は「カッサータ・シチリアーナ」といいます。
一般的には「リコッタチーズなどを使ったチーズクリームに、ドライフルーツやナッツを混ぜ込んで冷やし固めて作る冷たいデザート」とされています。
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古くは、ホールケーキのような丸い形で、周囲を緑色のマジパンでコーティングし、上から砂糖漬けしたフルーツをたっぷり飾ったカラフルなお菓子でした。
シチリア島は古くからいろいろな文化が混じり合うところだったので、カッサータは世界各地に拡大。
そして、その土地に合うような形へと変化していきました。
共通しているのは、中のクリームにドライフルーツやナッツなどがふんだんに混ぜ込まれている点です。
ここ最近で話題になっているように見えるカッサータですが、日本に入ってきたのはもう随分と前のことです。
大手レシピ検索サイトでは、古いものだと2003年にレシピが紹介されています。
また、2010年代にはレストランやカフェなどのデザートとして楽しめるようになっていたようです。
しかし、身近な存在になったのは、コンビニの店頭にも並ぶようになってからのことではないでしょうか。
最近は、SNSがきっかけとなり、さまざまな分野でブームに火が付くのもということも少なくありません。
カッサータもご多分に漏れず、SNSで広がったもののひとつ。
コンビニで発売されたことにより出合うチャンスが増え、カッサータファンも増えているようです。
目 次
コンビニで買える新スイーツカッサータとは?
最近、日本のスイーツ界を牽引しているのが、「マリトッツォ」をはじめとするイタリア発祥のスイーツです。
イタリアンスイーツの特徴のひとつに、リコッタチーズやマスカルポーネチーズを使ったものが多く見られます。
それまでの日本のスイーツにはなかった、ミルキーな風味やコクが私たちを虜にしているのかもしれません。
日本で人気となっているカッサータは、リコッタチーズあるいはクリームチーズを使ったチーズクリームに、ナッツやドライフルーツを加えたアイスケーキです。
大手コンビニの店舗で買えるカッサータには、アイスショーケースで販売されているバータイプのものと、冷凍コーナーで販売されているカットケーキタイプがあります。
ほかにも、刻んだオレンジピールやクランベリー、アーモンドを加えたレアチーズムースタイプの冷蔵のカッサータもあります。
コンビニで、さまざまなタイプのカッサータを手軽に購入できるようになったのが嬉しいですね。
人気のヒミツ1 映える!食感の変化!
Instagramで「#カッサータ」のタグが付いた投稿は、2022年3月現在で約2.1万件。
カフェやレストランのデザートとして出されるものや、コンビニスイーツとして販売されているもの、自分で作ったなどさまざまな投稿があります。
ベースの白いチーズクリームにカラフルなドライフルーツが散りばめられていることから、彩りがよく、「映えスイーツ」としても魅力的です。
ただし、人気のヒミツはインスタ映えする見栄えだけではありません。
口に入れた瞬間の口溶けのよさとチーズクリームの濃厚なコク、自宅の冷凍庫に入れておけば、食べたい時にスッと切るだけで良い点など、「とっても手軽なのにリッチな気分が味わえる冷たいスイーツ」というポイントが不動の地位を得たことも理由のようです。
そして、何と言っても、食感の変化を体験できる点が魅力。
冷凍ままアイスケーキとして、半解凍状態でまろやかな口溶けを堪能する、さらに溶かしてチーズムースを味わうなど、その時の気分で好きなように変化を楽しめるのも人気のポイントです。
人気のヒミツ2 高タンパク質・低カロリー
カッサータのクリーム部分の原料には、イタリア発祥のリコッタチーズが使われることが多いです。
このリコッタチーズが、どのようにして作られているのか知っていますか?
そもそも多くのチーズは、温めた生乳に「レンネット」という乳を固める作用のある酵素を加え、その際にできた固まったものを使って作るのが一般的です。
生乳は8割ほどが水分であるため、チーズを作ったあとには副産物として大量のホエー(乳清)ができます。
ホエーとは生乳から乳脂肪分や主要なたんぱく質であるカゼインなどを除いた液体のことです。
実は、リコッタチーズは、このチーズを作るときの副産物である「ホエー」を再度煮詰めて作ります。
「リコッタ」は、イタリア語で「二度煮る」という意味があり、製法に由来した名前です。
ホエーには脂肪分が少ないため、あっさりしていてクセのないチーズに仕上がります。
高タンパク質、低カロリー、低糖質のリコッタチーズを使ったカッサータは、脂肪分の多いアイスクリームに比べるとヘルシー。
そのため、カロリーを気にする女性や、健康を意識する層にも好評です。
人気のヒミツ3 美容にも貢献!?
白いカッサータのチーズクリームには、刻んだドライフルーツやナッツが宝石のように散りばめられています。
ドライフルーツにはビタミンCが多く、ナッツ類にはビタミンEやミネラルが豊富に含まれます。
そのような点から見ても、カッサータは美容によいデザートといえるのではないでしょうか。
コンビニスイーツのカッサータについては、「カフェのスイーツで提供されてもわからないレベルの味と食感!」とか、「ダイエット中でも罪悪感なく食べられる」など高評価の声がよく聞かれます。
乳脂肪分が高く、さまざまなテイストの高級アイスはコンビニでも人気の商品。
しかし、低脂肪で栄養価が高いカッサータは、そのポジションに食い込む勢いです。
コンビニ以外でもカッサータが買える場所は?
人気のカッサータはコンビニ以外にも、主に通販で購入することができます。
検索してみると、ジェラート専門店やお菓子メーカー、レストランなどが製造しており、それぞれのこだわりカッサータを作っていて、お取り寄せすることが可能です。
もちろん、ジャージーブラウンでも、こだわりのカッサータを販売中です。
十勝ジャージーカッサータはドライフルーツとナッツたっぷり
ジャージーブラウンのカッサータは、ブドウやクランベリー、パパイヤなどのドライフルーツと、アーモンドやカシューナッツが贅沢に使われています。
いろいろな食感が楽しめる、チーズ味のアイスケーキです。
さっぱりとした口当たりで、北海道十勝産ジャージーミルクならではの濃厚でコクのある味を、ドライフルーツのほどよい酸味とナッツの香ばしさが引き立てています。
カッサータの食べ方は多種多様で、解凍具合によって楽しみ方が変わります。
冷凍庫から取り出してすぐ食べると、冷やして固まったカッサータが口の中で徐々に溶けていきます。
時間を置いて半解凍にすれば、程よい溶け具合でチーズケーキのような食感に。
全解凍すればペースト状になり、ビスケットやクッキーに挟んで「カッサータサンド」を楽しんだり、フルーツにディップして食べるのもおすすめです。
また、大人気の十勝ジャージーカッサータが、「北のハイグレード食品2022」で食のプロに認められました!
北のハイグレード食品は、大手百貨店等のカリスマバイヤーや有名料理店の一流シェフ、メディア関係者など、「食」の分野の第一人者が、北海道「食のサポーター」となって北海道産食品のトップランナーを選定しています。
審査員からのコメントの一部をご紹介しましょう。
・滑らかな舌触りで、甘すぎず食べ易い。
・カッサータの特徴が良く出ている。
・ドライフルーツとミルクのマリアージュが美味しい。
・ドライフルーツやナッツが高級感を出しており、美味しくいただきました。
・独自の乳酸味豊かな乳原料を使ったデザートアイス。
・乳酸の甘酸っぱさがもう一口へ誘い、本場より日本人の味覚には良いかもしれない。
他にも嬉しい賞賛の言葉をたくさんいただきました。
十勝ジャージーカッサータが「北のハイグレード食品2022」で食のプロに認められました!
カッサータを自分で作ってみよう!
カッサータを自分で作ってみませんか?
見た目はちょっと難しそうですが、材料と冷凍庫があれば意外と簡単です。
お菓子作りが苦手な方でも、短時間で作れます。
入れる具材を好きなようにアレンジできるので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
レシピは、ジャージーブラウンのサイトがおすすめです。
よかったら参考にしてみてください。
なお、リコッタチーズが手に入らない!という場合は、ヨーグルトを使って作ることもできます。
ジャージーブラウンのヨーグルトなら、濃厚な味わいのカッサータになること間違いありません。
カッサータを食べ比べて好みの味を見つけよう
今一番勢いのあるデザートのひとつ、カッサータ。
チーズクリームの濃さや味わい、中に入れられているドライフルーツやナッツによっても味が異なります。
口にする季節の違いや、合わせる飲み物との組み合わせなど、食べるタイミングによっても変わるのも楽しいですね。
ジャージーブラウンでは、濃厚でコクのある十勝産のジャージー牛乳を使ったカッサータを提供しています。
ぜひ、食べ比べてお好みのカッサータを見つけてください。
ほかにもジャージーヨーグルトやアイスクリーム、クレマ・カタラーナなど、こだわりのジャージー牛乳を贅沢に使った商品も多数あります。
毎朝ジャージー牛乳を飲んでから出社している、大の乳製品好き。 料理が得意で、ジャージーブラウン商品を使ったレシピを日々考えています。 私のおすすめ商品は、十勝ジャージーミルキーアイスクリーム。