皆さんは普段ヨーグルトをどうやって食べていますか?
定番だとそのままプレーンで食べたり、シリアルで食べたりと、さまざまな方法でお楽しみいただいていると思います。
今回私たちが提案したいのは、ヨーグルトを使って作る「ヨーグルトケーキ」です。
生食でおいしく食べられるヨーグルトですが、デザートやおかずの材料としても大活躍します。
この記事では、ヨーグルトを使って簡単に作れるケーキのレシピを紹介していきます。
毎日のおやつや特別な日のご褒美に、ぜひお試しください。
目 次
水切り不要!ヨーグルトケーキの時短レシピ
初めに紹介するのは、水切りなしで作れるヨーグルトケーキの作り方です。
ヨーグルトをお菓子作りや調理に使ったことがある人の中には「ヨーグルト=水切りが必要」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まずは入り口として、水切り不要でできるレシピをご紹介します。
【材料】(15cm丸型用)
- ヨーグルト(プレーン・無糖)…200g
- 卵…2個
- グラニュー糖(砂糖でもOK)…大5
- 薄力粉…20g
- 片栗粉…10g
- バニラオイル(風味付けなのでなくてもOK)…2~3滴
【作り方】
- ①薄力粉・片栗粉を合わせてふるい、卵は卵白と卵黄に分けておく
- ②丸型にクッキングシートを敷き入れる(ない場合は型に直接サラダ油やバターを塗る)
- ③オーブンの予熱をスタートする(200℃)
- ④ヨーグルトと卵黄をボウルに入れてよく混ぜる
- ⑤①の粉とバニラオイル(あれば)を入れ、粉っぽさが無くなるまでよく混ぜる
- ⑥別のボウルを用意し、卵白とグラニュー糖を全量入れて泡だて器やハンドミキサーで混ぜる(引き上げた時にぽたりと垂れるくらいまで)
- ⑦⑤のボウルに⑥の中身を全量入れ、ヘラで切るようにして混ぜあわせる
- ⑧丸型に生地を流し込み、一度容器を落として空気を抜いたら、予熱したオーブンで15分焼く
- ⑨オーブンを一度開けて熱を放出し、次は110度で1時間程焼く
⑦の混ぜる工程で注意したいのが、メレンゲをつぶさないようにすることです。
メレンゲがつぶれてしまうと、焼いた時に生地がしぼむ原因となります。
ですが、混ぜないと今度は生地が割れる原因にもなってしまうので、ヘラを使って底からすくうように、メレンゲの白い色が無くなるまでしっかり混ぜましょう。
また、一度オーブンを空けて熱を冷ますのは生地が割れるのを防ぐためです。
高温で一気に焼き上げようとすると割れてしまいがちなので、高温で周囲を焼き固め、低温でじっくり中まで火を通しましょう。
焼きあがったケーキは粗熱をとってすぐにお召しあがりいただけます。
温かいうちはふんわりとした食感ですが、冷蔵庫でしっかり冷やすとしっとりとした食感に生まれ変わります。
混ぜて焼くだけ!ヨーグルトケーキの簡単レシピ
続いて、材料少なめで気軽に作れる抹茶ヨーグルトケーキをご紹介します。
今回は抹茶を使いますが、ココアパウダーや粉末にした紅茶の茶葉でもおいしいですよ。
ご家庭にあるものでアレンジしながら作ってみてください。
【材料】(20cm丸型)
- ヨーグルト(プレーン・無糖)…100g
- 卵…2個
- グラニュー糖(砂糖でもOK)…大5
- サラダ油…70ml
- ホットケーキミックス…200g
- 抹茶パウダー…10g
【作り方】
- ①ホットケーキミックスと抹茶パウダーを合わせてふるっておく
- ②丸型にクッキングシートを敷き入れる(ない場合は型に直接サラダ油やバターを塗る)
- ③オーブンの予熱をスタートする(180℃)
- ④卵と砂糖をボウルに入れ、泡だて器でコシが無くなるまでしっかり混ぜる
- ⑤④にヨーグルト、サラダ油を順番に入れその都度よく混ぜる
- ⑥さらに①を加え、今度はさっくりと混ぜあわせる
- ⑦丸型に生地を流し入れ、25分程焼く
シンプルな工程が魅力的なレシピです。
面倒なら①は省いてもOKですが、その際は粉、特に抹茶パウダーがだまにならないように気を付けましょう。
こちらのケーキも、温かいままでも冷たくしてもおいしくお召しあがりいただけます。
ジャムやホイップクリームを添えてもおいしいので、ぜひ試してみてください。
スッキリした味わい!レアチーズ風ヨーグルトケーキのレシピ
続いては少しレベルアップして、レアチーズ風ヨーグルトケーキの作り方をご紹介します。
クリームチーズを使用していないのに、まるでチーズケーキのような風味になります。
夏の時期にぴったりなヘルシースイーツにチャレンジしてみましょう。
【材料】(20cm丸型)
- ヨーグルト(プレーン・無糖)…200g
- グラニュー糖(砂糖でもOK)…大5
- レモン汁…小2
- 生クリーム50g
- ゼラチン…3g
- 水…大1
- ビスケット…100g
- 無塩バター…70g
【作り方】
- ①(前日の工程)水切りヨーグルトを作る。ザルに布巾やキッチンペーパーを敷いてヨーグルトを入れ、受け皿の上に置いて1晩冷蔵庫に置く。受け皿とザルが接地していると水分が戻るため、必ず浮かせられるよう1回り小さなボウルやお椀がおすすめ
- ②ビスケットをビニール袋に入れ、麺棒などを使って細かく砕く
- ③バターをレンジで溶かして②に流し入れてしっとりするまでよく揉み、丸型に敷き詰める。手でしっかりと押し固め、冷蔵庫に入れる
- ④ゼラチンに水を入れてふやかし、電子レンジで温め溶かす
- ⑤水切りヨーグルト・グラニュー糖・レモン汁・生クリームをボウルに入れ、混ぜあわせる
- ⑥溶かしたゼラチンを加えて手早く混ぜ、③の上に流し入れる
- ⑦表面を平らにならしたら冷蔵庫で2時間以上冷やし固める
このレシピで重要なのがビスケットの叩き方です。
なるべく細かくなるまで砕いてください。
荒い状態のままバターを加えても、うまく土台状に固まりません。
私自身も「荒い方が食感があってよいだろう」とわざと荒くした経験がありますが、型から外した瞬間に崩壊してしまいました。
この工程が面倒であれば省いてもOK、土台がなくても十分おいしいヨーグルトケーキに仕上がります。
なお、ヨーグルトの水切りが甘いとうまく固まらないことがありますので、注意しましょう。
フルーツ×ヨーグルトの簡単ケーキレシピ
最後に紹介するのは、フルーツを使った簡単レシピです。
フルーツは元々ヨーグルトと相性がよい食品ですが、ケーキにしても相性のよさは健在。
今回は通年手に入りやすいりんごを使います。
【材料】(22cmパウンド型)
- ヨーグルト(プレーン・無糖)…50g
- 卵…1個
- ホットケーキミックス…100g
- グラニュー糖(砂糖でもOK)…大3
- 無塩バター…30g
- りんご…1個
【作り方】
- ①りんごの皮をむいて芯と種を取り除き、1cmの角切りにする
- ②バターをレンジで溶かしておく
- ③パウンド型にクッキングシートを敷き入れる(ない場合は型に直接サラダ油やバターを塗る)
- ④オーブンの予熱をスタートする(180℃)
- ⑤ヨーグルト・卵・溶かしバター・グラニュー糖をボウルに入れてよく混ぜる
- ⑥カットしたりんごとホットケーキミックスを入れ、さっくりと混ぜあわせる
- ⑦パウンド型に生地を流し入れオーブンで30分程焼く(ケーキ機能が付いた炊飯器でも代替可能)
今回はりんごを使いましたが、バナナや桃など季節のフルーツを使ったアレンジも可能です。
もちろんドライフルーツやチョコレート、ナッツを使ってもOK、好みの具材でお楽しみください。
私のおすすめはりんごを入れて、キャラメルソースを後がけするアレンジ方法です。
シナモンを振りかけるとワインのお供にもなる、万能レシピとなっています。
ケーキ作りに欠かせない無糖ヨーグルトは「酪農王国十勝ジャージーヨーグルト」がおすすめ
ここまでご紹介してきた4つのお菓子レシピには、ある共通点が隠されています。
それは「無糖のプレーンヨーグルト」を使っている点です。
ヨーグルトケーキ作りには無糖ヨーグルトが欠かせない上、味の決め手にもなります。
より濃厚で深い味に仕上げるなら、ジャージーブラウンで販売している「酪農王国十勝ジャージーヨーグルト」がおすすめです。
ジャージーヨーグルトはジャージー牛の生乳から作られた「ジャージー牛乳」を使って作っています。
ジャージー牛乳は別名ゴールデンミルクとも呼ばれ、うっすらと黄色みがかっているのが特徴。
これは一般的なホルスタイン牛乳よりも乳脂肪率が高く、βカロチンが多いことが原因で、栄養価が高い証拠とされています。
そんなジャージー牛乳を使ったジャージーヨーグルトは、濃厚でありながら後味は爽やか。
リッチかつさっぱりとした風味がクセになると人気の高い商品なのです。
そのまま食べるのはもちろん、ケーキ作りの材料としてもご活用ください。
簡単なのにおいしいヨーグルトケーキ作りを楽しもう
ヨーグルトのアレンジ方法の中でも、万人にお楽しみいただける料理がヨーグルトケーキではないでしょうか?
今回ご紹介したレシピを元に、手軽に作れる手作りヨーグルトケーキにぜひチャレンジしてみてください。
その材料には、ジャージーヨーグルトをご利用いただければ幸いです。
ジャージーブラウンでは他にも、ヨーグルトの原料にもなっているジャージー牛乳や、ジャージー牛乳をたっぷり使った自然な甘みのアイスなどさまざまな商品を販売しています。
十勝の自然で育まれた豊かな味をネット通販を使ってぜひお楽しみください。
毎朝ジャージー牛乳を飲んでから出社している、大の乳製品好き。 料理が得意で、ジャージーブラウン商品を使ったレシピを日々考えています。 私のおすすめ商品は、十勝ジャージーミルキーアイスクリーム。