ヨーグルトが糖尿病のリスクを下げる? ヨーグルトの効果とおすすめの食べ方・商品を紹介

       
           

ヨーグルトが美容と健康に良いことは有名ですし、意識的に摂取しようとしている人も多いでしょう。
実は近年、ヨーグルトに糖尿病の発症リスクを下げる効果が見込めることがわかり、改めてその素晴らしさが注目されています。
今回の記事では、ヨーグルトと糖尿病発症リスクの関係について説明しつつ、おすすめの食べ方や毎日の摂取しやすいヨーグルト商品、またご褒美におすすめの商品情報もまとめてご紹介します。
糖尿病発症リスクが気になっている人に、この特集が役立つ知識提供となれば幸いです。

ヨーグルトを食べると2型糖尿病の発症リスクが低下する?

ヨーグルトを食べると2型糖尿病の発症リスクが低下する?

ヨーグルトを食べることは、糖尿病(diabetes)発症リスクとどのような関係があるのでしょうか。
これに関しては、海外の最新研究結果が報告されています。

ハーバード大学の研究

アメリカのハーバード公衆衛生大学院のチームが行った研究によると、ヨーグルトの摂取量が多いほど「2型糖尿病」(遺伝に生活習慣が加わって発症すると考えられている)の発症リスクが低下する可能性があることがわかりました。
この研究で、ヨーグルトを毎日食べると2型糖尿病のリスクが18%ほど下がることが明らかになっています。
なお、ヨーグルト以外の乳製品では同様の結果は出なかったそうです。

ケンブリッジ大学の研究

イギリスのケンブリッジ大学の研究によると、ヨーグルトの摂取量が多い人は、摂取しない人と比較して2型糖尿病の発症リスクが28%も減少することがわかりました。
この調査では、ヨーグルトの他、カッテージチーズのような低脂肪の発酵乳製品の消費量が多い人は、消費しない人と比べて2型糖尿病を発生するリスクが11年間で24%低くなったと発表されています。

2つの研究結果から、ヨーグルトを積極的に継続摂取することは糖尿病の発症リスクを抑えるのに有効だ、ということが明らかにされています。

ヨーグルトは不足しがちな栄養素がたくさん!

ヨーグルトは不足しがちな栄養素がたくさん!

ヨーグルトは、牛乳を発酵させて作られた乳製品です。
牛が赤ちゃんを育てるために作られた牛乳は、タンパク質、脂質、糖質、カルシウム、ビタミンB1やB2などがバランス良く含まれているのが特徴です。
なかでも、特に豊富に含まれるタンパク質、カルシウム、善玉菌について説明していきましょう。

皮膚や筋肉のもととなるタンパク質

タンパク質は私たちの体の一部、たとえば髪、皮膚、筋肉などを構成する成分です。
その他、ホルモンや免疫物質の材料にもなり、体にとって非常に大事な栄養素となっています。
ヨーグルトには牛乳由来のタンパク質が100gあたり約3.6g(卵1/2個分のタンパク質に相当)含まれています。
しかも、ヨーグルトの発酵作用のおかげで、牛乳と比べてタンパク質がより消化吸収されやすい形に変化しているのが嬉しいポイントです。

日本人に不足しがちなカルシウム

カルシウムはご存じのとおり、骨の材料となる成分です。
不足すると骨粗鬆症などの原因にもなります。
平均的な日本人の食生活ではカルシウムが不足ぎみと言われており、積極的に摂取したい栄養素のひとつです。
ヨーグルトには100gあたり約120mgと豊富なカルシウムが含まれており、さらにこれが発酵の働きにより「乳酸カルシウム」に変化しているため、牛乳よりも消化吸収しやすくなっています。

乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌

ヨーグルトに豊富に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、健康に良い影響を与えるので「善玉菌」と呼ばれています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌の多くは胃酸などで死んでしまい、腸内まで生きてたどりつくのはごくわずか。
しかし、死んだ乳酸菌やビフィズス菌は腸内にいる善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすのを助けてくれます。
なお、食物繊維にも同様の効果があるので、ヨーグルトと合わせて果物などを摂るのも良いでしょう。

腸内に善玉菌が増えると便秘解消の効果があるのは有名ですが、その他にどのような効果が期待できるかご存知でしょうか。
詳細は、以下の関連記事で詳しく説明しています。

ヨーグルトは間食として食べると糖尿病予防が期待できる

ヨーグルトは間食として食べると糖尿病予防が期待できる

では、ヨーグルトの栄養素や成分について確認できたところで、糖尿病予防の話に戻りましょう。
体に不足しがちな栄養素を多く含むヨーグルトですが、糖尿病予防の観点からおすすめする摂取方法があります。
それは、間食として食べること。

1日の中で昼食から夕食まではどうしても食後の時間が空くため、空腹を感じて何か少し食べたくなることが多いですよね。
そのようなときに甘いお菓子など糖分の高い食べ物を摂ると、血糖値が急上昇してしまいます。

体内で血糖値が急上昇すると、すい臓はインスリンを多く分泌しようと努力しますが、そのような状況が続くとすい臓が疲弊し、最後にはインスリンが分泌できなくなってしまうのです。
そうなると、さらに高血糖を引き起こしてしまうことになります。
2型糖尿病の発症は、血糖値を下げる作用があるインスリンが十分に働かないことや分泌量が少なくなってしまうことが原因です。
そのため、糖尿病発症のリスクを軽減させるには、血糖値が急に上昇しないよう注意するのがベストなのです。

その点、ヨーグルトはGI値(血糖値の上昇度を表す数字)が低く、36GIとなっています。
どうせ間食を摂るのなら、血糖値を上昇させにくい低GI食品のヨーグルトを食べるのが、糖尿病リスクを下げる観点からもおすすめと言えます。(治療対象の方は、医師や医療従事者の指導に従ってください)

糖尿病予防のヨーグルトは無糖タイプを選ぼう

糖尿病予防のヨーグルトは無糖タイプを選ぼう

前述のように、糖尿病予防や健康のために、ヨーグルトを継続して摂取することがおすすめであることがわかりました。
また血糖値の上げ過ぎを防ぐためにも、カロリーを抑えるという点でも、ヨーグルトは加糖タイプより無糖のプレーンヨーグルトを選ぶのが良いですね。

ただし、無糖ヨーグルトは独特の酸味があるため、食べにくく毎日食べ続けられない…という声もよく耳にします。
そこでおすすめなのが、酸味の少ない新しい乳酸菌・十勝ミルク乳酸菌TM96を使用した「酪農王国十勝ジャージーヨーグルト」です。
十勝ミルク乳酸菌TM96は十勝の乳製品由来で、通常の乳酸菌よりも酸味がマイルド。
ジャージー乳の濃厚な旨みとコクを引き立て、まろやかなヨーグルトに仕上がっています。
「これなら無糖でも毎日続けられる!」と人気の商品です。

自分へのご褒美に。加糖ヨーグルトなら「麹プレミアムヨーグルト」がおすすめ

自分へのご褒美に。加糖ヨーグルトなら「麹プレミアムヨーグルト」がおすすめ

美容と健康のために…と毎日がんばって無糖ヨーグルトを継続していても、飽きを感じることはありますよね。
継続的に続けていくために、たまには自分へのご褒美も大切です。
ご褒美は甘いだけのお菓子ではなく、少しでも体に良い食品を選びたいもの。

おすすめは「麹プレミアムヨーグルトスイーツ」です。
北海道十勝産のジャージー乳をふんだんに使用し、腸内環境を整えるのに効果的な米麹を加えて発酵させたヨーグルトスイーツです。
通常のヨーグルトとは異なりしっかりした食感と濃厚な味わいに仕上げました。
一口ごとの満足度はヨーグルトを超えて、まるで高級スイーツを食べているかのようだと好評を得ております。
たまに食べるご褒美スイーツとしてお菓子よりはヘルシーで、これからもヨーグルト摂取を続けようというモチベーションにもなること間違いありません。

毎日の生活にヨーグルトを取り入れて健康を目指そう

毎日の生活にヨーグルトを取り入れて健康を目指そう

コロナ禍をきっかけに運動習慣から遠のいたり、食生活が乱れたりして糖尿病のリスクが心配…という人もいるかもしれません。
そんな悩みを抱えている人も、意識してヨーグルトを毎日の食事に取り入れることで、より健康的な食生活を送れるよう心がけたいですね。
食生活に関する知識を活用する他にも、ウォーキングやランニングなどの運動を取り入れる、ストレスを避けることなども生活管理として取り入れて、健康的で良好な生活を目指していきましょう。

ジャージーブラウンでは、本記事でご紹介したヨーグルト商品2種類の他、飲むタイプのドリンクヨーグルトやフローズンヨーグルト、そのまま飲んでも美味しい自慢のジャージー牛乳やそれをふんだんに使ったアイスクリーム、バター、スイーツなどの乳製品をお取り扱いしています。
どれも美味しさはもちろん、北海道産の素材にこだわり抜いた自慢の食品ばかり。
自分へのちょっと贅沢なお取り寄せや、グルメ好きのあの方へのギフトなどにもおすすめです。
1梱包のご購入金額が8,000円以上で、送料無料となります。
ぜひ公式サイトやショッピングモールなどのページを検索して覗いてみてくださいね。

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Megumi
Megumi

毎朝ジャージー牛乳を飲んでから出社している、大の乳製品好き。 料理が得意で、ジャージーブラウン商品を使ったレシピを日々考えています。 私のおすすめ商品は、十勝ジャージーミルキーアイスクリーム。