究極の高級バターは「トースト専用」? ジャージーミルクの織りなす風味、国産だからできること

       
           

ひとくちに「高級バター」と言っても、その種類は様々です。
フランス産の輸入高級バターも話題ですし、もちろん国産の高級バターも牧場から修道院で作ったものなど、近年は特に多用化しています。
そんな中でも、「究極の高級バター」を挙げるとすれば、いったいどんなものになるでしょう?
この記事では、国産の高級バターにこだわってご紹介していきます。
品質にも味にも自信があるからこそ「トースト専用」を謳っている国産の高級バター、「北海道十勝産ジャージーバター」について、詳しく解説していきますね。
ジャージーミルクを使ったバターは珍しいので、国産の高級バターの中でも特におすすめです。

海外産のバターと国内産の高級バターの違いは何?

海外産のバターと国内産の高級バターの違いは何?

まず、高級バターの中でも海外産と国内産の違いは何でしょうか。
大きくは、バターを製造する過程で発酵させているか、させていないかの違いがあります。
バターは生クリームを攪拌することで乳脂肪が固まってできるのですが、その過程で乳酸菌を加えて発酵させるのが、発酵バター。
海外産の高級バターは、ほとんどが発酵バターです。
一方、国内産の高級バターは非発酵型が多い傾向にあります。
業務用や製菓用等になると、国内産でも発酵バターが多くなるため一概には言えませんが、一般的に市販されている国内産バターの多くは、非発酵タイプだと考えてよいでしょう。

海外産バターは、発酵による独特のコクと香りがあります。
それが人気の理由でもありますね。
一方、非発酵型が多い国内産の高級バターは、クセがなくどのような用途にもアレンジしやすいのがポイント。
お好みでそれぞれを使い分けるのもいいですね。

北海道十勝産ジャージーバターが黄金色をしている理由

北海道十勝産ジャージーバターが黄金色をしている理由

国内産高級バターの一押し「北海道十勝産ジャージーバター」は黄金色をしています。
その理由はいったい何でしょうか。

「北海道十勝産ジャージーバター」は、その名のとおり、ジャージー生乳の生クリームを100%使用しているのがこだわりです。
日本では希少なジャージーミルクには、含まれる乳脂肪分が高いため、βカロチンが豊富に含まれています。
そのため、うっすらとした黄金味を帯びており、「Golden-Milk(ゴールデンミルク)」とも呼ばれているのです。
ゴールデンミルクが活きているから、「北海道十勝産ジャージーバター」も黄金色をしているのですね。
この黄金色の「北海道十勝産ジャージーバター」のこだわりを、2点ご紹介します。

ジャージー牛の生育環境へのこだわり

「北海道十勝産ジャージーバター」は、そのジャージー牛の生育環境からこだわっているのが特徴です。
ジャージーブラウンと提携している髙田牧場では、ジャージー牛の主食にあたる粗飼料の8割を自給しています。
無農薬の牧草にこだわるほか、すべての餌は非遺伝子組み換え(NON-GMO)にすることを徹底。
遺伝子組み換え(GMO)の餌を使うと生産効率がいいのですが、環境への負荷や牛たちへの安全に配慮し、コストや時間などの手間がかかっても、NON-GMOの給餌にこだわっています。
その他、飼料の与え方なども徹底しており、個体ごとに管理するなど、家族のように愛情を込めてジャージー牛を飼育。
この髙田牧場は「2015年 全日本ホルスタイン共進会 ジャージー種未経産 準名誉賞」を受賞しているほどで、ジャージー牛の体格やミルクの品質については国内トップクラスと言えるでしょう。
高田牧場で作られるジャージーミルクのこだわりと特徴については、以下の記事に詳しくご紹介していますのでご覧ください。

バターの製造方法へのこだわり

そんなこだわりのジャージーミルクを使った「北海道十勝産ジャージーバター」は、製造方法にも大きな特徴があります。
一般的な市販のバターのほとんどは、「連続式バターマシン」という、大量生産重視の機械で作られています。
そんな中でも、「北海道十勝産ジャージーバター」は、昔ながらの伝統的な「コンバインドチャーン製法」による攪拌・製造を徹底しているんです。
手間はかかりますが、「連続式バターマシン」では実現できないバターのなめらかさ、味、コクを大切に練り上げ、最高のバターに仕上げています。

ジャージー生乳100%のバター、かつコンバインドチャーン製法によるバターはかなりの希少品です。
ジャージー牛の生育から生乳へのこだわり、かつその生乳をバターに仕上げる製法にまでこだわりぬいた「北海道十勝産ジャージーバター」は、国産の高級バターの中でも唯一無二の存在と言えるでしょう。
もちろん、原材料はジャージー乳の生クリームと食塩のみで、完全無添加です。

トーストの引き立て役は「ジャージーミルク」と「わずかな塩」

トーストの引き立て役は「ジャージーミルク」と「わずかな塩」

「北海道十勝産ジャージーバター」のこだわりと希少性については、これまでご紹介してきたとおりです。
さて、その肝心な味はどのようなものでしょうか?

実は「北海道十勝産ジャージーバター」には、味にも大きな特徴があります。
フランス産高級発酵バターや国内産の他ブランドの高級バターなどは、一般的に100gあたりの塩分が1.4〜1.5gほどです。
ところが「北海道十勝産ジャージーバター」では、100gあたりの塩分がわずか0.8g。
通常の高級バターと比べて約半分の塩分でも充分においしいのは、ジャージーミルクの風味が存分に活きているからです。
ジャージーミルクは、濃厚なコクと旨味、甘みが特徴の高級ミルク。
コンバインドチャーン製法により、なめらかでまろやかに練り上げているため、ジャージーミルクのコクと旨味が存分に引き立てられています。
そのため、市販品の約半分という、必要最低限の塩分でも充分においしいのです。

素材本来の味で楽しんでいただけるため、減塩を心がけておられる方や健康志向の方、パン好きで「パンの旨味を存分に味わいたい」という方にもご満足いただけます。
まずは、こんがりと焼いたトーストに、ジャージーバターをたっぷり塗ってください。
塗るだけで、バターの豊かな香りがひろがって幸せな気分になるはず。

そして、ぜひバターがゆっくり溶けて食パンに染み出したタイミングで、一口食べてみてください。
バターの塩味ではなく、ジャージーミルクの濃厚な口溶けが感じられます。
これが「トースト専用」を謳う、究極の国産バターなのだと納得していただけるはずです。

トーストのほかパンケーキにのせてお楽しみいただくのはもちろん、お菓子作りや料理にお使いいただいても、素材の旨味を引き立ててくれること間違いなしです。
シンプルに、茹で野菜に塗る食べ方もお試しください。
塩分が少ないため、有塩バターですが無塩バターの代わりにお使いいただくこともできますし、人気のバターコーヒーも美味しく楽しんでいただけます。

北海道十勝産ジャージーバターを大切なあの人に。自分へのごほうびにも!

北海道十勝産ジャージーバターを大切なあの人に。自分へのごほうびにも!

高級バターには有名なフランス産発酵バターだけでなく、国産高級バターにもこんなこだわりの逸品があるとおわかりいただけたことでしょう。
「北海道十勝産ジャージーバター」は1個あたり内容量170gで、少しお得になる2個セットもありますので、ぜひ大切なあの人へのギフトやプレゼントなどにもお選びください。
もちろん、毎日がんばる自分へのごほうび朝食に、お取り寄せで楽しんでいただくのもおすすめです。

ジャージーブラウンでは、そのまま飲んでも美味しい、こだわりの十勝産ジャージー牛乳を中心とした乳製品を、多数販売しています。
ジャージー生乳をふんだんに使用したアイスクリーム、ヨーグルト(食べるタイプ、飲むタイプ、フローズンタイプ)、スイーツやドリンクなどさまざまな自慢の食品をラインナップ。
おいしさはもちろんのこと、どれも原材料から北海道産にこだわった自慢の商品ばかりです。
主なご購入先はネット通販となりますので、ぜひ公式サイトを覗いてみてください。
1梱包のご購入価格が8,000円以上で配送料無料サービスとなります。
北海道や東京都には、お取扱店もございますので、お土産にもぜひご利用ください。


バターその他、ジャージーブラウンのおすすめ商品については、以下の記事もご覧ください。

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Megumi
Megumi

毎朝ジャージー牛乳を飲んでから出社している、大の乳製品好き。 料理が得意で、ジャージーブラウン商品を使ったレシピを日々考えています。 私のおすすめ商品は、十勝ジャージーミルキーアイスクリーム。