イタリア・シチリア島生まれの伝統的なお菓子、カッサータ。
日本でもコンビニで買えるようになり、Instagram投稿で検索しても話題となっている人気のスイーツです。
では、なぜ現在の日本で人気が出たのでしょうか?
この記事ではカッサータ人気の秘密に迫りつつ、カッサータのおいしさを3通り楽しむためのレシピメニューもご紹介しています。
おすすめカッサータの商品情報は、以下よりご覧ください。
カッサータを食べ比べるなら「十勝ジャージーカッサータ」がおすすめ
目 次
「カッサータ」誕生秘話 海外では事情も違う
日本でカッサータと呼ばれるのは、型に入れて冷やし固めたチーズのアイスケーキですが、本場イタリアのものとはだいぶ作りが異なっています。
詳しく見ていきましょう。
基本のカッサータは「カッサータ・シチリアーナ」
イタリア語でカッサータというと、基本的には「カッサータ・シチリアーナ(cassata siciliana)」を指します。
本場シチリアのカッサータは、マジパンの中にスポンジケーキと、チョコレート入りのリコッタチーズが詰まっているものです。
そして外側は、フルーツの砂糖漬けで華やかに飾られています。
マジパンやフルーツには緑色を使うのがポイント。
日本のカッサータとは材料も見た目もずいぶん異なりますね。
焼いたタイプのカッサータ 「カッサータ・アル・フォルノ」
カッサータの発祥は、リコッタチーズにはちみつを混ぜ、ボウルで保存した「クワッサットゥ」であるといわれます。
そして、それらを2枚の生地で挟んで焼いたのが、カッサータの原型。
シチリアの州都パレルモでは、そのカッサータの原型に近い「カッサータ・アル・フォルノ(cassata al forno)」が作られています。
アル・フォルノは「オーブンで焼いた」という意味。
その名の通り、クッキーのような生地の中にチョコチップ入りのリコッタチーズを入れてオーブンで焼き上げたもので、外見は焼き菓子そのものです。
変わり種のカッサータ 「カッサータ・ラグサーナ」
シチリア南東部ラグーサ地域で作られているから「カッサータ・ラグサーナ(cassata ragusana)」と呼ばれています。
星形にした生地に、チョコチップなどが入ったリコッタチーズのクリームを入れて焼き上げたもの。
名前は同じカッサータとはいえ、こうなるともう別のスイーツのようですね。
さまざまに形を変えるカッサータ
シチリアという一地域だけでもバリエーションが豊富なカッサータ。
世界中へ広がり、様々な形へと変化しています。
今の日本で流行しているフルーツやナッツ類を使ったカッサータへの変遷については、以下のコラムで解説していますのでぜひ読んでみてください。
関連記事:イタリアのアイスケーキ「カッサータ・シチリアーナ」とは?シチリアで生まれた理由やレシピを公開
カッサータ人気の秘密は「目新しさと親近感」
日本でこれだけカッサータが人気となった理由は、いくつか考えられます。
端的にいうと、「目新しさ」と「親近感」の両方を兼ね備えているためといえるでしょう。
カッサータの「目新しさ」
- カッサータという名前の響きの新鮮さ
- リコッタチーズがベースゆえの高タンパク・低糖質なスイーツ
- カラフルな見た目が、SNS好きの若い女性を中心に注目された
カッサータの「親近感」
- チーズ、ナッツ、ドライフルーツという食材の身近さ
- 冷凍もしくは冷蔵のアイスケーキ状で、保存しやすい
- メディアでたびたび紹介され、コンビニでも買える手軽さ
アイス・ケーキ・ディップ…3通りの食感を楽しむ方法
カッサータは、冷凍庫から出した後の時間によって、さまざまな食感が楽しめます。
ここではアイス、ケーキ、ディップのように楽しめる簡単アレンジをご紹介します。
5分待ってアイス風
内側はシャリッと、アイスクリームのような食感が残っている状態。
カッサータの原型を真似て、ビスケットなどで挟んで食べるのもおすすめです。
15分待ってケーキ風
ほどよく溶けて、アイスケーキのようなふんわり食感に。
食べる前にはちみつやメープルシロップをかけると、見た目も味もグレードアップします。
30分待ってディップ風
すっかり溶けて、レアチーズケーキのような雰囲気になります。
パンなどにつけて、ディップのようにして食べるのもおすすめです。
カッサータの楽しみ方は、以下の記事でもご紹介しています。
関連記事:希少なゴールデンミルクのカッサータ(cassata)をお取り寄せ!他とは違う冷凍アイスケーキ
ジャージー生乳100%の「十勝ジャージーカッサータ」のご購入はこちら
十勝ジャージーカッサータは素材も厳選! ごほうびスイーツにも
カッサータはシンプルなスイーツだけに、素材のよさが活きるともいえます。
「十勝ジャージーカッサータ」は、ジャージー種の乳牛から絞った贅沢な「ゴールデンミルク」で作るチーズクリームがベース。
生クリームを使わなくても濃厚なのはもちろん、脂質やタンパク質、ミネラル、ビタミンなどの栄養が多いのも特徴です。
たっぷりのドライフルーツとナッツが、さらに食べ応えをアップさせています。
デザートのお菓子に、とっておきのごほうびスイーツとして、さまざまにお楽しみいただけます。
リピート確定? ジャージーブラウンの豊富なラインナップ
ジャージーブラウンでは、カッサータ単品でのお求めはもちろんのこと、十勝ジャージーミルキーアイスクリームやフローズンヨーグルトとの詰め合わせなど、さまざまなセットからお選びいただいて購入することもできます。
その他、濃厚なコクと栄養価の高さが自慢の「十勝産ジャージー牛乳」を中心に、ジャージー生乳を贅沢に使うヨーグルトやアイスクリームなど多くのラインナップを販売中です。
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毎朝ジャージー牛乳を飲んでから出社している、大の乳製品好き。 料理が得意で、ジャージーブラウン商品を使ったレシピを日々考えています。 私のおすすめ商品は、十勝ジャージーミルキーアイスクリーム。