最近、注目を集めている高級バター。
人気ランキング上位のフランス産高級発酵バターが有名となり話題になっていますが、何を隠そう国産の高級バターも負けてはいません。
今回の記事では、国産の高級バターの中でも一押しの「北海道十勝産ジャージーバター」の特徴について詳しく説明していきます。
「パン専用」を謳う高級バターだけあって、これひとつあれば毎朝のパンがご馳走になること間違いなし!
「北海道十勝産ジャージーバター」が国産高級バターの中でも特別な理由を、ひとつずつ説明していきますね。
パン好き・ミルク好きのために作った「北海道十勝産ジャージーバター」
高級バターの特徴、高価な背景
高級バターといっても、一見しただけではスーパーなどにあるメーカー品と大きな違いを感じないのが実情。
ところが値段は 2〜3倍ほど高く設定されています。
その理由はいったい何なのか、まずはこの点を見ていきましょう。
輸入バターと国産バターの違い
フランスやイタリアの高級発酵バターの評価が高く人気ですが、これらヨーロッパのバターは、すべて乳酸菌を添加して発酵させて作る「発酵バター」です。
これが国産バターにはない独特のコクと風味を生んでいるのですが、無発酵バターに慣れている日本人にとっては、シンプルにパンに塗って楽しむには酸味やクセなどが気になることもあります。
ちなみに、国産でも乳酸菌発酵させたバターはありますが、少し割高な程度で、そこまで大きな価格差にはなりません。
ではなぜ、輸入高級バターはこれほどに高価なのでしょうか。
その理由は、関税が300％もかかっているから。
輸入バターと国産バターの価格が違うのは、主に関税の有無が理由と考えてよさそうです。
北海道十勝産ジャージーバターが高価な理由
海外輸入のバターが高価な理由は、関税によるものだということがわかりました。
では国産ブランドの高級バターは、なぜこんなに高価なのでしょうか。
ここでは、「北海道十勝産ジャージーバター」について説明していきます。
フレッシュなジャージー生乳を使用
まず１つ目の理由は、原材料に希少なジャージー牛のフレッシュな生乳を100％使っているから。
スーパーなどの市販品では、白黒模様のホルスタイン牛の生乳を使用するのが一般的です。
「北海道十勝産ジャージーバター」ではその名のとおり、十勝で大切に育てられた希少なジャージー牛の生乳から作られており、ジャージー乳由来の濃厚なコクと旨味が自慢の逸品。
ジャージー牛が希少な理由は、1頭あたりの生乳の生産効率が低いためです。
「北海道十勝産ジャージーバター」は、生産効率優先ではなく、あくまでも「本当に美味しいバター」を追求して作られているんですね。
市販品よりバターの黄色が濃く、黄金色をしているのは、ジャージー乳に多い乳脂肪分のβカロチン含有量が高いため。
上質な黄金色のバターの違いをぜひ、ご堪能ください。
製造方法の違い
「北海道十勝産ジャージーバター」が高価なもうひとつの理由は、その製法にもあります。
スーパーなどのメーカー品は、大量生産を重視して「連続式バターマシン」という機械を使って作られています。
「北海道十勝産ジャージーバター」は、昔ながらの伝統的な製造法「コンバインドチャーン製法」で作られているのが大きな特徴です。
コンバインドチャーン製法のイメージとしては、フタ付き瓶などに生クリームと塩を入れ、一生懸命振ってバターを作るのと似ています。
牧場などでバター作りを体験したことがある方はパッと想像できるかもしれませんね。
手間暇はかかりますが、この製法によりバター粒と水分が均一なバランスになるよう作り上げられているのです。
「連続式バターマシン」では実現できない、バター本来のクリーミーななめらかさと口当たり、味、コクを大切に、時間をかけて練り上げられた「北海道十勝産ジャージーバター」。
価格の違いは原材料だけでなく、製法の違いにもあったのですね。
関連記事：パン専用の特選ジャージーバター 昔ながらの製法で高級感あふれる味はギフトにもおすすめ！
こだわりの原材料・製法で作られた「北海道十勝産ジャージーバター」
美味しいバターは、パンに塗ったとき真価が問われる？
海外産輸入高級バターは発酵タイプのため、プレーンなトーストやバゲットなどに塗って食べたときに、酸味を感じることがあるとお伝えしました。
「北海道十勝産ジャージーバター」が「パン好き・ミルク好き」に向けて作られたというのは、シンプルな食べ方でもにバターそのものの風味と旨味、さらにはパンの味をも引き立てることにこだわって作られているから。
ジャージー乳のほのかな甘みとコクが口いっぱいに広がるのはもちろんのこと、バターの風味ばかりが主張するのではなく、パンの旨味もしっかり引き立て合う絶妙な「パン専用バター」です。
「北海道十勝産ジャージーバター」のこだわりを、さらに2点ご紹介しますね。
塩分が市販のバターの約半分
スーパーなどのメーカー品は、100gあたり1.4〜1.5gの塩分が含まれています。
ところが「北海道十勝産ジャージーバター」に含まれる食塩量はわずか0.8gで、通常に比べて約半分です。
何度も試作を重ね、ジャージー牛乳のおいしさが引き立つ配合で作りました。
パンに塗って一口ほおばったときに、最初に感じるのは塩辛さではなく、ジャージー生乳の芳醇な旨味である理由は、これだったのですね。
塩分控えめなので、有塩バターとしてはもちろん、無塩バターの代わりとしてもお試しください。
ジャージー牛の生育環境へのこだわり
ただでさえ希少なジャージー牛ですが、「北海道十勝産ジャージーバター」の原料となるジャージー生乳は、さらにこだわりの環境の中で作られています。
このジャージー牛を飼養している十勝の髙田牧場では、無農薬の牧草を食べさせています。
さらに牛たちの主食にあたる粗飼料の8割を自給しているんです。
それだけでもかなり希少な牧場といえますが、さらにこの髙田牧場のこだわりは、すべての餌をNON-GMO（非遺伝子組み換え）に徹底していること。
GMO（遺伝子組み換え）の餌だと生産効率はいいのですが、たとえ効率が落ちても、環境と牛たちに安全で安心な餌にこだわり、良質で純良なジャージー生乳を生産することに重きを置いています。
この髙田牧場は「2015年 全日本ホルスタイン共進会 ジャージー種未経産 準名誉賞」を受賞しており、ジャージー牛の体格やミルクの品質については国内トップクラスです。
詳しい情報は、以下にご紹介しています。
北海道十勝産ジャージーバターおすすめの食べ方3選
そんなこだわりの詰まった「北海道十勝産ジャージーバター」のおすすめの食べ方3選をご紹介します。
何といってもトースト！
「パン専用」を謳うのは、シンプルに食べてもらうのが一番バターの味がよくわかるから。
こんがり焼いた定番のトーストに、1ブロック切り取ってのせてみてください。
今すぐ食べたいのをぐっと我慢して、少しバターが溶けてパンに染みこんでくるのを目安に、大きく一口どうぞ。
塩気ではなく、ジャージー乳の上品なコクと甘みを感じていただけるはずです。
いつもの食パンも、すっかり絶品な味わいになりますね。
もちろんパンだけでなく、パンケーキにもたっぷりのせてお召し上がりください。
次のおすすめはホイル焼き
トーストの次にシンプルなバターの旨味を味わえる方法として、ホイル焼きをおすすめします。
シンプルなお料理ほど、このバターが合わせる素材の味を引き立ててくれるのを実感していただけるはず。
季節の野菜やきのこ、鮭などいつものようにホイルで包んで、最後にたっぷりと「北海道十勝産ジャージーバター」を切り取ってのせてみてください。
ホイル焼きが焼けてくる際キッチンに漂う豊かな香りだけで、ちょっと幸せ気分になれること間違いなしです。
バターの風味がそれぞれの食材の味を引き立てて、一流ホテルやレストランのような、専門店の味わいをご堪能いただけるはず。
パンやお菓子作りにもおすすめ
ジャージーブラウンの新千歳空港店では、「うしのつの」という名前のソフトクリームが販売されています。
そのソフトクリームは、コーンの代わりに自家製コロネパンを使っているのが特徴なのですが、そのコロネパンには「北海道十勝産ジャージーバター」が使われています。
少ない塩分なのに物足りなさはまったく感じず、充分に満足のいく味わいの美味しさだと評判です。
手作りパンや、クッキーなどのお菓子作りにもおすすめのバターですので、ぜひお試しくださいね。
北海道十勝産ジャージーバターはお歳暮やギフトにもぴったり！
ここまで「北海道十勝産ジャージーバター」のおすすめポイントを紹介してきました。
パンのお供として、自分へのご褒美のお取り寄せにはもちろん、グルメ好きや健康志向の方へのギフトやプレゼント、お誕生日お祝いなどにもいかがでしょうか。
北海道や東京都には販売店もございますので、お近くの方はお土産にもおすすめです。
お近くに店舗がない方は、便利なオンラインショップのサイトをご利用ください。
1個の内容量は170gで、2個入りのセットでご購入いただくと少しお得な価格となります。
賞味期限は120日とたっぷりあり、長期間美味しく楽しめる商品です。
1梱包のご購入価格が8,000円以上で日本国内どこでも配送料無料となり、オンライン限定のギフトセットなどもございます。
ジャージーブラウンでは、そのまま飲んでもおいしい新鮮なジャージー牛乳をはじめ、それを贅沢に使ったアイスクリーム、食べるタイプや飲むタイプのヨーグルト、スイーツなど、北海道産の素材にこだわった魅力的な乳製品を、豊富に販売しています。
常温便・冷蔵便・冷凍便等、それぞれの食品に適した配送法でお届けいたします。
バターその他、ジャージーブラウンのおすすめ商品については、以下の記事一覧もぜひご参考になさってください。
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この記事を書いた人
毎朝ジャージー牛乳を飲んでから出社している、大の乳製品好き。 料理が得意で、ジャージーブラウン商品を使ったレシピを日々考えています。 私のおすすめ商品は、十勝ジャージーミルキーアイスクリーム。